ANAのエアバスA380、通称「フライング・ホヌ」が就航となりました。3機種それぞれの塗装になっていますが、どれも可愛らしい柄ですね。
ANAマイルを貯めはじめる理由のひとつに、ハワイ行きの国際特典航空券の獲得をあげる方達は多いと思います。それがフライング・ホヌで実現できるのはめっちゃうれしいですよね。
私もその一人です。いつか叶う日を夢見て日々マイルをため、そしてとうとうその時を迎えました。
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ハワイ行き特典航空券を発券するために貯めたANAマイル数

ANAの飛行機に乗ったり陸マイラー活動をすることで、これまでに22万4,951マイルを貯めました。
ANAは提携している会社も多いためANAマイルが貯まりやすく、ANAの陸マイラーがたくさんいらっしゃいます。
陸マイラー活動を始めてそれらの情報を有効に利用することで、どなたでも容易に20万マイルを貯めることができます。
ファーストクラス特典航空券を発券するために必要なANAマイル数

ANA公式サイトで特典航空券の発券に必要なマイル数が確認できます。
Zone1にある日本からZone5のハワイまでファーストクラス国際特典航空券に必要なマイル数は閑散期および通常期で12万マイルになります。繁忙期には12万9千マイル必要となっています。
なお、ビジネスクラスは少なくとも6万マイル、プレミアムエコノミーは5万3千マイル、エコノミーは3万5千マイルそれぞれ必要となっています。
この国際特典航空券は往復での発行となっており、片道ごとでクラスを変えることも可能です。
片道ごとでクラスが変わる場合に必要なマイル数は時期に応じた各クラスで必要なマイルの半分ずつを合わせたマイルとなります。
特典航空券を絶対取るための作戦
ANAは特典航空券がとりずらいことで有名でした。というのも、ANAマイルを貯める方法がたくさんあることで、大量のマイルを持つANAマイラーさんが多くいらっしゃいます。
そんなときにANAでエアバスA380の超大型機が就航になるとなったため、特典航空券がある程度取りやすくなるのではないかと予想しました。
とはいえ、これまで全く取れないレベルのプレミアムチケットでしたので、きちんと作戦をたてて工夫することで確実に獲得できる方法を模索しました。
なお、ANAの場合、国際特典航空券は搭乗日の355日前の朝9時から予約が可能となっています。かなり先のことになりますが、国際特典航空券は搭乗日の355日前の日の朝9時1〜2分にはなくなってしまいますので気合いを入れて勝ち取っていきましょう。
作戦準備
355日前の日をXdayとした場合に、Xdayー1ヵ月ほど前から準備を開始しました。
まず、最初にやるべきことは傾向を探ることです。私が調べた時期の状況は以下のとおりです。なお、東京(羽田または成田)からホノルルの便の調査となります。また上級クラスを中心に調べています。
- 往路で一番最初になくなるのは成田〜ホノルル(フライングホヌ)の特典ビジネスクラス
- 往路で二番目になくなるのは羽田〜ホノルルの特典ビジネスクラス
- 特典ビジネスや特典ファーストを3席同時に取るのはSFCでもないかぎり実質無理
- 特典ファーストを1席とるのは比較的容易(1ー2分でなくなるわけではない)
- 復路で特典ファーストまたは特典ビジネスをとるのは壊滅的(おそらくみんな帰国便で上級クラスに乗りたいと思われる)
- 往路も復路も特典プレミアムエコノミーは容易にとれる
Xdayの1週間前からは、当日を想定したシミュレーションを実施しました。いわゆる争奪戦にがっつり参加することです。最初の数日は、ANA公式予約ページでPCの操作に手間取り、数分で完了するなど到底無理でした。その間に特典航空券は売り切ればかり。・・・
しかし、数日たつとだんだんとコツをつかみ何の情報を事前準備すればいいか、またはどのボタンをタップしていけばいいのか完全に把握できるようになりました。
ANAマイルを使ってファーストクラスの特典航空券に交換!
往路:特典ファースト、復路:特典プレミアムエコノミー

プレミアムチケット争奪戦ですが最終結果として、
- 往路は特典ファースト
- 復路は特典プレミアムエコノミー
となりました。

ヾ(*゚ο゚)ノヌオォォォォーーー!! やったぜえ〜!。
実際、今でも特典航空券はなかなか取りにくいのですが、傾向と対策を日々研究することで思い通りに取れました。
特典航空券の発券に伴う必要マイル数と支払い金額

この特典ファースト航空券を発券するにあたり必要なマイル数は合計で86,500マイルとなっています。内訳としては往路のファーストクラスが60,000マイルで、復路のプレミアムエコノミーが26,500マイルとなっています。
また、旅客保安サービス料、 旅客サービス施設使用料、国際観光旅客税、保安サービス料、通行税、動植物検疫使用料、入国審査料、税関審査料、航空保険料及び燃油特別付加運賃などの各種の税金や料金は合計で18,480円となりました。
ちょうど今の時期は燃油サーチャージが2万円ほど下がってきているためかなりお得なタイミングとなりました。
2万円で往復ハワイって信じられませんよね?しかもファーストクラス利用なんて・・・
もしファーストクラスの航空券を購入した場合

往路をファーストクラスとして、復路をプレミアムエコノミーと全く同じ条件で予約をした場合に、なんと1,116,990円にもなります。
100万円超えのチケットになります。ただ、これはクラスを変えた場合の金額になります。

往路も復路もファーストクラスにした場合には運賃は491,990円となっています。およそ50万円のチケットになります。
どちらのチケットを選んでも購入する場合には数十倍もの金額を払わなければなりません。しかも一人分です。
航空券購入ではなかなかこのクラスのチケットを選べませんよね。
陸マイラー活動をしたことで夢チケットをゲットできたのは、本当によかったと思っています。
ファーストクラスの座席選択

エアバスA380のファーストクラスの座席数は8つのみになっています。とても貴重な座席数です。
向かって左側に座りたかったので2Aを予約しました。残念ながら1Aはすでに埋まっていました。
ファーストクラスの極上サービスとは
専用チェックインカウンター

成田空港の場合、ZゾーンにANAスイートチェックインカウンターがあります。
専用のエントランスから入場してコンシェルジュが迎えてくれるので、チェックインから特別な雰囲気を味わうことができます。
なお、チェックイン後、専用通路を利用して保安検査場を利用し素早く出国することができます。
ANAスイートラウンジ

ANAの最高級ラウンジをひと時利用することができます。
ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)には、温かい食事やお酒を楽しんだり、シャワーを浴びたりとゆっくりと搭乗まで楽しむことができる場所になっています。
海鮮丼が食べたいです・・・
ファーストクラスのシートと機内サービス

A380に搭乗すると素敵な個室が待っています。なんとドア付きです。32インチの大画面で映画を見るのもいいですね。PC電源やUSBもあるので困りません。

また、空の上では素敵な食事が待っています。和食か洋食かになりますが、和食は京都の懐石料理で、洋食はフレンチとなっています。
どっちを選ぶか・・・悩みます・・・

その他、シャンパンやワイン、ちょっと小腹が空いた時に食べるラーメンや茶漬けなど楽しみですね!