今回は楽天スーパーポイントを使ったポイント運用について紹介していきます。
楽天市場などでショッピングをすると楽天スーパーポイントがたまりますが、たまったポイントを運用するポイント運用というサービスがあります。
楽天でポイント運用をすると、今持っているポイントが自動で増えたり、減ったり・・・します。
今回、ポイント運用を3ヶ月ほど連続でやってみて、ポイントがどうなったのかを紹介したいと思います。

ちなみに、楽天ポイント投資の記事もこちらにありますのでぜひ。
Contents
楽天ポイント運用について

ポイント運用は、楽天スーパーポイントを使って手軽に投資のようなことが疑似体験できる新サービスで、投資信託に連動してポイントが増減します。
投資信託と連動しているとは言っても楽天証券で運用しているわけではなく、楽天PointClubで運用しているだけです。
- 楽天PointClubのアプリさへあればできちゃいます
楽天スーパーポイントのなかでも通常ポイントを使ってポイントを運用することができます。
ポイント運用は好きなときに初めて、いつでも終わりにして引き出しすることも可能です。
運用中のポイントは、その他で利用(併用)はできません。
必ず終わりにして引き出してから利用しましょう。

ポイント運用をもう少しわかりやすく説明するため、サンプル例を使って紹介します。
通常ポイントのうち1,000ポイントを使って運用をスタートしましたが、いきなり下降傾向となり、基準価額が減ってしまいました。
それに伴いポイントも運用したポイントも950ポイントへと減ってしまいました。
-5%の状況です。
しかしながら、すぐに上昇傾向となり、基準価額が増え1,050ポイントへ増えました。
スタート時と比較すると、+5%の状況です。
基準価額は毎日変化しますので、変化に応じてポイント値が変動することになります。
その変動のどこかのタイミングで、運用を開始したり終了したりすることになります。
楽天ポイント運用のやり方
楽天PointClubで運用するため口座開設は必要ありません。
ポイント運用で必要なものは以下となります。
- スマホ(アプリあり)またはPCで楽天PointClubにアクセスできること
- 楽天会員(IDとパスワード)
- 楽天スーパーポイントの中でも通常ポイント
ポイント運用に関する条件は以下のとおりです。
- ポイント運用は平日行われます。土日祝日はお休みとなります。
- 運用できるポイントは、「通常ポイント」のみとなり「期間限定ポイント」は運用できません。
- また、「通常ポイント」の中でも提携ポイントから移行した通常ポイントは利用できません。純粋に楽天のなんらかのサービスを利用して獲得した通常ポイントが対象となります。
- 手数料はありませんので、スタート時にいきなりポイントが減ったりするものではありません。もちろん基準価額変動による増減はあります。
- ポイント運用は100ポイント単位となります。
- 1回の追加上限は、30,000ポイント(ダイヤモンド会員は500,000ポイント)です。
- 利用の上限は1ヶ月で100,000ポイント(ダイヤモンド会員は500,000ポイント)です。
ポイント運用のコース
ポイント運用をする上で選択できるコースは2つあります。
- アクティブコース
- バランスコース

「アクティブコース」は、変動のより大きい積極的な運用をするコースです。

「バランスコース」は変動の小さい安定的な運用をするコースです。
開始時の条件

開始時(追加時含む)の条件としては以下の通りです。
- 平日、14時までに申し込んだ場合には、翌日の夜22時から運用開始となります。毎日22時ごろに基準価額が決定しポイントが変動します。
- 木曜日の14時以降から金曜日の14時までに申し込んだ場合には、翌日は土曜日、翌々日は日曜日のため運用は休みとなります。そして月曜日の22時から運用開始となります。
- 金曜日の14時以降から月曜日の14時までに申し込んだ場合には、火曜日の22時から運用開始となります。
終了時の条件

終了時(引き出し時)の条件としては以下の通りです。
- 平日、14時までに申し込んだ場合には、翌日の夜22時から通常ポイントに反映されます。
- 木曜日の14時以降から金曜日の14時までに申し込んだ場合には、翌日は土曜日、翌々日は日曜日のため運用は休みとなります。そして月曜日の夜22時から通常ポイントに反映されます。
- 金曜日の14時以降から月曜日の14時までに申し込んだ場合には、火曜日の夜22時から通常ポイントに反映されます。
楽天ポイント運用と楽天ポイント投資との違い

ポイント運用とポイント投資は異なりますので注意が必要です。違いについて簡単に説明します。
ポイント運用 | ポイント投資 | |
運営 | 楽天PointClub | 楽天証券 |
口座 | 必要なし | 証券口座が必須 |
投資先 | 投資信託 | 投資信託 |
選び方 | コース(アクティブ又はバランス)選択 | 投資信託先選択 |
原資 | 通常ポイント | 通常ポイント・お金 |
必要ポイント数 | 100ポイント毎 | 1ポイント |
手数料 | 0円 | ファンド管理費用 |
SPU | 非対象 | 対象(+1ポイント) |
目的 | ポイントを増やす | お金を増やす |
両方ともポイントを利用することができるのですが、何が違うかというとやはり一番の違いは目的で、ポイント自体を増やすのがポイント運用で、お金を増やすのがポイント投資となります。

参考になりますが、ちなみにこちらはポイント投資です。
毎月、1,000ポイントを楽天証券で投資信託として全米株式インデックスファンドを購入しています。
上記のとおり1年10ヶ月たっており、ポイント投資をして投資信託を購入し、運用の上26,304円分となっています。
見るとわかりますが、コロナの影響が出始めたころはかなり基準額が減りましたね・・・。マイナス20%近くまで、そこからもちなおしてプラス20%近くまで上がってきているので何よりです。

ポイント運用実践編
ポイント運用を実際にやって結果が出ていますのでその中身を紹介します。
運用方針
ポイント運用の方針として以下で進めることにしました。
- アクティブコースのみ
- 基準価額が下がっているときに運用(開始、追加)する
- 基準価額が上がっているときに運用(終了)する
ポイント運用の結果紹介

10月20日に1,000ポイントをアクティブコースで運用を開始しました。
当時の状況としては、興味を持ち始めたころより基準価額が1,000円近く下がってきて、このあときっと上がるだろうと思い、これは運用をするよいタイミングなのではないかとないかと思いました。
しかし、このあと基準価額が少し上がったのですが、期待とは裏腹に、また下がったりしてしまいました。

そして1ヶ月後の11/20まで値を下げたこともあり、今度こそは上がると予想し3,000ポイントを増やしました。
1,000ポイントから3,000ポイントに運用するポイントを変更したのは、アクティブコースでさへ、ポイント運用でそんなに影響がでないなとと感じたことと、次こそは上がるはずと思ったからです。
ちょっとはまた上がったのですが、さらに2ヶ月たった12/20になると予想がさらにはずれびっくりするほど下がりました。
さすがにポイント運用で影響受けるなと感じはじめた頃です。
そして次ちょっとだけあがったタイミングで戻す予兆(日経平均やニューヨーク株式の動きがよくなった)を感じまして、さらに3,000ポイントを投入したところ爆上げ(個人の感想)の流れにのりました。

ただ爆上げだと思ったところで、さらにもう一度下げたのでおまけに1,000ポイントを追加したのが1/5になります。
ここまでくるとあとは流れに身を任せるだけなのでずっと様子見を続けたところ、結果的に基準価額は1,000円近く上昇しました。

さすがに1,000円近く上がると我慢しきれなくなり利益確定を2/5にしています。
3ヶ月ちょっと運用して、最終的に8,220ポイントになりました。
ポイント運用結果の振り返り

これまでの説明をグラフで見るとよくわかると思います。
時系列のところに矢印をつけましたがこのような推移をとっています。
まだまだ投資信託の流れとか世の中の状況とかを詳しく知っているわけではないので、どこまで下がるのかを予想できずに運用をしているように思います。
とはいえ下がり基調の中でポイント運用をするという行為をして結果としてプラスになっているというのはよかったと考えています。
なんといっても3%分の220ポイントが増えたことがよかったです。
3ヶ月で3%増えるのだったらやってみる価値ありですよね。
また同様に爆下げの時がきたらもう一度やってみようと思います。
おまけ
有名ストアのお買い物で楽天スーパーポイントが貯まるので、楽天Rebatesを利用しましょう。
自分でも以下のストアはよく利用してポイントをたくさん貯めています。
- ベルトラ:旅先でのオプショナルツアー
- アソビュー(asoview!):旅先での遊び
- マリオットBONVOY:マリオット系列ホテルの予約
- ヒルトン:ヒルトン系列ホテルの予約
- Apple:アップル社の公式ショップ
- なんでも酒やカクヤス:リカーショップ
- オフィスデポ:オフィス用品、お酒やお水も購入可能