ポイ活や陸マイラー活動を通して、生活費の支払いがキャッシュレスに変わるというのは、かなりあるあるの出来事です。
何かあるだろうと思ってお財布に紙幣を入れていますが、まったく使わないなんてこともよくありますね。
そんな生活に浸透してきたキャッシュレス支払いですが、よく使われている方法はクレジットカードでの支払いです。
今回は、生活費の支払いを、お得なクレジットカードの特徴を利用して複数枚使い分ける方法を紹介していきます。
今回、紹介するクレジットカードは、SPGアメックスとANAゴールドになります。
こんなことを知りたいなと思っている方におすすめな内容となっています。
- ANAゴールドカードの特徴
- SPGアメックスカードの特徴
- 特徴を活かした使い分け方を理解
- 特に生活費の支払いの使い分けをマスターする
Contents
SPGアメックスとANAゴールドのクレカ2枚持ちでそれぞれの特徴をいかして生活費の支払いを使い分け
SPGアメックスとANAゴールドのクレカ2枚持ちをしたときのおすすめな使い分け方法について紹介します。
この2枚のクレカは、生活費の支払いをするときにも力を発揮できるカードです。
まずは、生活費を固定費と変動費に分類すると内訳はこんな感じ。
電気料金・ガス料金・水道料金・通信料金・保険費用・税金
食料費・家具/家事用品・被服費・趣味/娯楽費・諸雑費・こづかい(使途不明)・交際費
そして、クレジットカードにはそれぞれ特徴があります。
最初にSPGアメックスは、マリオットBONBOY系列ホテルのクレジットカードですが、40社以上の好きな航空会社のマイルへ交換できるというメリットがあります。
このカードは税金や公共料金といった固定費支払いでのポイント還元率が「半分」または「なし」となる場合があるものの、変動費支払いでは還元率が1.25%となるため、他のゴールドカードよりも獲得できるマイルが多くなるという特徴があります。
一方で、ANAゴールドは、使い勝手がよく変動費でも固定費でもポイント還元率は1%となります。
さらにANAゴールドの中でも、ANA VISAワイドゴールドカードの場合には、さらにボーナスポイント還元率が高くなります。ポイント還元率は、マイ・ペイすリボの利用なし(設定のみ)で1.243%まで上がります。
おそらく一般の方が不思議に思うであろうことは、ANAマイルを貯めるだけなのであれば、なぜANAゴールドの一本化にしないのかということだと思います。
一本化せず分散化している理由は、
- リスク分散
- 広範囲にお得度をあげたい
という理由です。
リスク分散は、SPGアメックスを使うことで、ANAマイル以外の航空マイルにも交換できるのと、そこで獲得したポイントを事実上、無期限にできるというところです。
お得度の範囲拡大は、SPGアメックスでポイントを獲得すると、ポイントを使ってマリオット系列ホテルに無料宿泊できるチャンスがあるという部分です。
ということで、ここからは具体的な使い分けについて紹介します。
生活費の中で固定費の支払いをANAゴールド使用
固定費の内訳は、電気料金、ガス料金、水道料金、通信料金、保険費用、税金があります。
- 電気料金、ガス料金、通信料金は、クレジットカード支払いが可能な場合がほとんどで、ANAゴールドを登録することで、毎月支払いができます。
- 水道料金については、Yahoo!公金支払いを利用することができれば、クレカ支払いが可能になります。その支払いをANAゴールドに設定しておくことが可能です。
- 保険費用については、口座引き落としのタイプが多いとは思いますが、選ぶことでクレカ支払いが可能です。
- 税金についても、県税である自動車税はYahoo!公金支払いを利用してANAゴールド支払いが可能です。
- さらに確定申告や予定納税で支払う「申告所得税及復興特別所得税」は、国税クレジットカードお支払サイトを利用することで支払いが可能です。
なお税金の中でも市税となる固定資産税については、クレカ支払いができない場合が多く、nanacoでの支払いが一番いい方法になります。
生活費の中で変動費の支払いをSPGアメックス使用
変動費の内訳は、食料費、家具/家事用品、被服費、趣味/娯楽費、諸雑費、こづかい(使途不明)、交際費があります。
変動費については、お店だけでなくネットでの購入も柔軟に利用していきましょう。
ネット販売がさかんになってきたことにより、変動費として挙げたものはほぼほぼアマゾンか楽天で購入することも可能です。もちろん商品の公式サイトを利用した購入も可能ですね。
ネット通販での支払いをSPGアメックスにすることで、ポイントを集中して貯めることが可能です。

また、最近では、〇〇ペイが世の中を席巻しており、SPGアメックスもApple Payとして後払い式のスマホ決済として利用することも可能です。
SPGアメックスはiPhoneのApple Payに紐づけることで、クイックペイとして利用できます。チャージをしなくてもいい点とスマホで決済できるのでおサイフを必要としません。
コンビニでも使えますので、コンビニ利用時の支払いは「クイックペイ」でとしています。SPGアメックスは100円で3ポイント貯まるのでコンビニ払いには持っていこいですよ。
SPGアメックスとANAゴールドの特徴比較
ここからはSPGアメックスとANAゴールドの特徴を比較することで、さらなる理解を深めていただくことを想定しています。
クレジットカード概要

SPGアメックスは、スターウッドプリファードゲスト・アメリカン・エキスプレス・カードが正式名称になっています。
現在、SPGはマリオットBONVOYグループに統合となり、SPGアメックスで決済することによりマリオットBONVOYポイントが貯まります。

ANAゴールドの正式名称は、ANA VISAワイドゴールドカードで、ANAと三井住友VISAが提携してクレカを発行しています。
ANA VISAワイドゴールドカードは、ANA航空券の発券と搭乗で距離(マイル)に応じたフライトマイルと25%ものボーナスマイルが貯まります。
また税金や光熱水道費の支払いでもポイント還元率が下がらないというメリットもあります。
ANAマイルを貯めるのであれば、陸マイラーに人気のANA VISAワイドゴールドカードを発行しておくのがいいでしょう。
入会キャンペーンと特典
spgアメックスをまだお持ちでない方へのお知らせです。
SPGアメックス入会キャンペーン

SPGアメックス入会キャンペーンは、直接アメックス公式サイトで申し込むか、友達紹介キャンペーンを利用した上でアメックス公式サイトから申し込むかで、獲得できるポイントが大きく変わります。
- 直接公式サイトで申し込みの上、条件達成をすると69,000ポイント獲得できます。
- 友達紹介キャンペーンを利用してから申し込みをして条件達成で、75,000ポイント獲得できます。
6,000ポイントも差があり、この際は現金20万円相当にもなるので、可能な限り友達紹介キャンペーンを利用しましょう。
もしまだ、SPGアメックスお持ちでなければ、私からも紹介は可能です。スマホまたはPCどちらかを選んで申し込みください。
上記をタップして、紹介お名前(ニックネーム可)とメールアドレスでの簡単なお問い合わせとなります。
問い合わせのお返事はすぐ(数分以内)に致します。
メールが届かない場合、迷惑メールフォルダに入っている場合かメールアドレスのつづりが異なっているなどの可能性があるので、もう一度確認してみてください。

紹介プログラムのURLがメールで届いたら申し込みを開始してください。
申し込みに当たって事前に準備するものや注意事項等記載していますのでぜひ、以下の記事を参考にしてください。

スマホからの申し込みはこちらの記事を参考にしてください。

PCからの申し込みはこちらの記事を参考にしてください。
ANAゴールド入会キャンペーン

2021年時点では、ANA VISAワイドゴールドカードに関するキャンペーン実施中です。
適宜変わっていくので、ANAカードの全入会キャンペーンは公式サイトでご確認ください。
年会費
SPGアメックスの年会費は、本会員は31,000円(税別)、家族会員は15,500円(税別)です。
ANAゴールド(ANA VISAワイドゴールドカード )の年会費は、本会員は14,000円(税別)、家族会員は4,000円(税別)です。
SPGアメックスの年会費無料の特典はありません。
ANAゴールド(ANA VISAワイドゴールドカード )の年会費無料の特典はありませんが、年会費を安くすることができます。
ANAゴールドの2年目以降、年会費割引特典を利用することで、本会員は9,500円(税別)、家族会員は2,500円(税別)まで下がります。
年会費割引特典ですが、
- 「WEB明細」の利用で1,000円割引。
- 「マイ・ペイすリボの利用」で3,500円割引。(実質リボ払いをしなくても割引可能)
ポイント還元率とマイル交換
SPGアメックスのポイント還元は、
- ショッピング:3ポイント/100円
- マリオットBONVOYホテルの宿泊:18.5%のポイント還元
さらに獲得したポイントをマイルに交換すると、3ポイントあたり1マイルになります。
一方ANA VISAワイドゴールドのVポイント還元率は、
- ショッピング利用:1Vポイント/200円
- ANA航空券:2マイル/100円
ANA VISAワイドゴールドカードのVポイントからマイルへの交換は、1Vポイントあたり2マイルとなります。
ポイントの有効期限
SPGアメックスで貯めたマリオットポイントの有効期限は、決済を続ける限り実質なし。
ANAゴールドは、決済で獲得したポイントの有効期限とANAマイル自体の有効期限があります。
- Vポイントの有効期限:3年(カードの種類で変わるので要注意)
- ANAマイルの有効期限:3年
付帯保険
SPGアメックスの付帯保険は、
- 海外旅行障害保険は、自動付帯と利用付帯を合わせて最高1億円。
- 国内旅行障害保険は、利用付帯で最高5,000万円。
- お買い物安心保険は、年間最高500万円。
ANAゴールド(ANA VISAワイドゴールドカード)の付帯保険は、
- 海外旅行障害保険は、利用付帯で最高5,000万円。
- 国内旅行障害保険は、利用付帯で最高5,000万円。
- お買い物安心保険は、年間最高300万円。
となっています。
SPGアメックスとANAゴールドの特徴まとめ
特徴まとめ | SPGアメックス | ANAゴールド |
---|---|---|
入会キャンペーン | 紹介キャンペーンと条件達成で39,000ポイント獲得 | 現在はなし |
入会特典 | マリオットBONVOYゴールドエリート自動付与(各種特典あり)
2年目以降の無料宿泊特典の獲得 |
入会および継続で毎年2,000マイル獲得 |
本会員の年会費 | 31,000円(税別) | 14,000円(税別)
2年目以降、年会費割引特典を利用により9,500円(WEB明細、マイ・ペイすリボ設定) |
家族会員の年会費 | 15,500円(税別) | 4,000円(税別)
2年目以降、年会費割引特典を利用により2,500円(WEB明細、マイ・ペイすリボ設定) |
年会費無料特典 | なし | なし |
ポイント還元 | ショッピング利用:3ポイント/100円
マリオットホテル利用:18.5%(6ポイント/100円+12.5ポイント/USD) |
ショッピング利用:1Vポイント/200円
ANA航空券購入:2マイル/100円 |
マイル交換 | 1マイル=3ポイント | 2マイル=1Vポイント |
ポイント有効期限 | 実質なし(利用なしの場合:1年) | Vポイント:3年
ANAマイル:3年 |
海外旅行障害保険 | 自動付帯+利用付帯で最高1億円 | 利用付帯で最高5,000万円 |
国内旅行障害保険 | 利用付帯で最高5,000万円 | 利用付帯で最高5,000万円 |
お買い物安心保険 | 年間最高500万円 | 年間最高300万円 |
その他の補償 | 不正プロテクション、カード紛失・盗難の場合の再発行、オンラインプロテクション、ショッピングプロテクション、リターンプロテクション、キャンセルプロテクション | なし |
SPGアメックスとANAゴールドのクレカ2枚持ちの使い分けまとめ
生活費の支払いでSPGアメックスとANAゴールドを使い分ける場合、
- SPGアメックスは変動費(食料費・家具/家事用品・被服費・趣味/娯楽費・諸雑費・使途不明のこづかい・交際費)の支払い
- ANAゴールドは固定費(電気料金・ガス料金・水道料金・通信料金・保険費用・税金)の支払い
の使い分けがとってもお得になります。