ポイ活をしてポイントを貯めたり、陸マイラー活動をしてマイルを貯めて、国内旅行や海外旅行に行く人たちがめっちゃ増えています。
そんな人たちが持つクレジットカードってやっぱり何らかお得になるものだったりします。
今回は、お得なクレジットカードを複数持つことで特徴に合わせてうまく使い分けられる方法を紹介していきたいと思います。
今回、紹介対象とするクレジットカードは、SPGアメックスとヒルトンゴールドになります。
この記事では、こんなことを知りたいなと思っている方におすすめな内容となっています。
- SPGアメックスカードの特徴
- ヒルトンゴールドカードの特徴
- それぞれの特徴を活かした使い方を理解
- 特にホテル宿泊での使い分けをマスターする
Contents
SPGアメックスとヒルトンゴールドのクレカ2枚持ちでそれぞれの特徴をいかしてホテル宿泊での使い分け
SPGアメックスとヒルトンゴールドのクレカ2枚持ちをしたときのおすすめな使い分け方法について紹介します。
この2枚のクレカは、ホテル宿泊を利用するときに圧倒的に力を発揮します。
ホテルといえば、日本人にも馴染みのある世界で有名なホテルブランドとして、
- マリオット
- リッツ
- スターウッド(spg)
- ヒルトン
- インターコンチネンタル(IHG)
- ハイアット
がありますが、有名な6つのホテルのうちマリオット、リッツ、スターウッドは、2018年よりマリオットBONBOYグループとなりました。
マリオットBONVOY系列ホテルやヒルトンホテルは世界中どこにでもにあり、例えばハワイ・オアフ島のワイキキエリアで見ると、マリオットBONVOY系列ホテルは8つ、ヒルトン系列ホテルは6つ(ビレッジが含まれ多数のタワーあり)もあります。
こんなにも多くのタイプのホテルをお得に宿泊することができるのが、SPGアメックスとヒルトンゴールドになります。
SPGアメックス(正式名称:スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・
一方、ヒルトンゴールド(正式名称:ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード)を発行すると、カード入会特典としてヒルトン・オナーズのゴールド会員になります。
いずれもゴールドレベルの上級会員となるため、一般の宿泊者やメンバー会員よりもめっちゃお得になります。
マリオットBONVOY系列ホテルの予約と支払いはSPGアメックス
マリオットBONVOY系列ホテルの予約と支払いはSPGアメックスがお得になりますが、お得を得るためには、こちらの2つが必須となります。
- マリオットBONVOY公式サイトよりホテルの予約を行う(電話予約も可)
- SPGアメックスで支払いを行う
こちらの条件を満たすと、
- 最低価格保証で予約をすることができます。
- ゴールドエリート会員の特典が得られます。
- マリオットのポイントを18.5%もの高還元率で獲得できます。
ゴールドエリート会員の特典とは、
- 空室状況によりお部屋のアップグレード
- PM2:00までのレイトチェックアウト
- 高速wifiインターネットアクセス
- ウェルカムギフトの獲得
になります。
ヒルトン系列ホテルの予約はヒルトンゴールド
ヒルトン系列ホテルの予約はヒルトンゴールドがお得になります。
ヒルトンにはマリオットのように必須でやるべきことはなく、公式サイト以外からの予約でも問題ありません。予約の時にヒルトン・オナーズ番号を入力しておくだけで結構です。
- 最低価格保証で予約をすることができます。
- ゴールドエリート会員の特典が得られます。
ゴールドエリート会員の特典とは、
- お部屋のアップグレード
- レイトチェックアウト(時間交渉可能)
- 朝食無料特典
- ヒルトンのポイントを18%もの高還元率で獲得できます。
他にも同伴者1名無料、添い寝なら17歳まで無料、会員専用カウンターの利用などもあります。
ヒルトン系列ホテルの支払いはSPGアメックス
ヒルトン系列ホテルの支払いはヒルトンゴールドと言いたいところですが、ここはあえてSPGアメックスでの支払いをおすすめします。
これをすることでヒルトンのポイントとマリオットのポイントをダブルで獲得することができる「ダブルディッピング」が実現できます。
ヒルトンのポイントは18%の高還元で獲得でき、マリオットのポイントは100円あたり3ポイント獲得することができます。(さすがに18.5%はできません)
詳しくはこちらの記事を確認してください。(ちなみにこの時はヒルトンゴールドとANAゴールドの組み合わせで利用しましたが、SPGアメックスでも同じことが可能です)
https://happyairlinemile.com/hiltonmienaitokuten/
なお、ヒルトンの公式サイトで予約をして、ヒルトンゴールドで決済するとゴールド会員の場合に2,000ポイントの宿泊ボーナスポイントを獲得することができますが、SPGアメックスで支払うことでこのポイントは獲得できません。
なぜ、この宿泊ボーナスポイント(2,000ポイント)を捨てて、マリオットのポイントをとるかというとマイルへの還元率が圧倒的にマリオットの方が高いからです。
- マリオットポイント:3ポイント⇒1マイル
- ヒルトンポイント:10ポイント⇒1マイル
SPGアメックスとヒルトンゴールドの特徴比較
ここからはSPGアメックスとヒルトンゴールドの特徴を比較し理解を深めていただきたいと思っています。
クレジットカード概要


SPGアメックスは、スターウッドプリファードゲスト・アメリカン・エキスプレス・カードの略称になります。
最初はスターウッドグループから発行されたクレカでしたが、2018年にマリオットへの統合が行われマリオットBONVOYグループとなりました。
現在も、このクレカに関する変更は行われずそのままとなっており、SPGアメックスで決済するとマリオットBONVOYポイントが貯まるようになっています。

https://happyairlinemile.com/hiltonvisagold/
ヒルトンゴールドは、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードといいます。
ヒルトンと三井住友VISAが提携して発行しているクレカです。
入会キャンペーンと特典
SPGアメックス入会キャンペーン

SPGアメックスの入会キャンペーンは、
- アメックス公式サイトからの入会と条件達成により、33,000ポイント獲得できます。
- 友達紹介キャンペーンを利用してアメックス公式サイトから入会と条件達成により、39,000ポイント獲得できます。
になります。その差、6,000ポイントにもなるため友達紹介キャンペーンを利用することをおすすめします。およそ20万円相当分の差になります。
SPGアメックスカードの入会特典はこちら。
- 自動でマリオットBONVOYのゴールドエリート会員
- 2年目以降のカード継続でマリオットBONVOY系列ホテルの無料宿泊の特典を獲得
- 海外2空港(ホノルル・ソウル)と国内28空港で本会員と同伴1名が空港ラウンジを無料利用
また、マリオットBONVOYのゴールドエリート会員特典で、前述していないさらなる特典として、
- ポイントを40社以上の航空系マイルに交換可能
- ポイント自体の有効期限は実質なし
があります。
もしまだ、SPGアメックス作成していないのであれば、私からも紹介をすることは可能です。こちらの利用検討をなさってください。
スマホまたはPCどちらかを選んでご確認ください。


ヒルトンゴールド入会キャンペーン

現在、三井住友VISAより新規ご入会キャンペーンを実施中の状況です。
年中やっていますので、もし今回のが終了したとしても公式サイトを確認してみてください。
入会と本カードで15万円の利用で、15,000ポイント獲得となっています。
年会費
SPGアメックスの年会費は、本会員は33,480円(含む消費税等)、家族会員は16,740円(含む消費税等)です。
ヒルトンゴールドの年会費は、本会員は13,950円(含む消費税等)、家族会員は1人目が無料で、2人目から1名につき1,080円(含む消費税等)です。
SPGアメックスでは年会費が無料となる特典はありません。
ヒルトンゴールドも年会費が無料となる特典はありませんが、年会費を安くすることができます。
ヒルトンゴールドの2年目以降の本会員の年会費を、年会費割引特典を利用することで、7,470円(含む消費税等)まで安くできます。
年会費割引特典ですが、
- 「カードご利用代金WEB明細書サービス」の利用で1000円割引。1つ条件があって、過去1年間に6回以上の請求がある方が対象。
- 「マイ・ペイすリボをお申し込みおよび利用」で5000円割引。リボ払いの設定をカード利用枠の最大値(例:150万円)とリボ払い開始金額最大値(例:150万円)を全く同じ金額にすれば実質リボ払いは発動しません。
https://happyairlinemile.com/hiltonvisagold/#VISA-3
ポイント還元率とマイル交換
SPGアメックスのポイント還元は、
- ショッピング利用:100円あたり3ポイント獲得。
- マリオットBONVOYホテルの宿泊:18.5%(100円あたり6ポイントとUSD$1あたり12.5ボーナスポイント)のポイントを獲得。
さらに獲得したポイントをマイルに交換すると、3ポイントあたり1マイルになります。
一方ヒルトンゴールドのポイント還元率は、
- ショッピング利用:1,000円あたり10ポイント獲得。
- ヒルトンホテルの宿泊:18%(USD$1あたり10ポイントと80%のボーナスポイント)のポイントを獲得。
ヒルトンポイントのマイル交換は、10ポイントあたり1マイルとなっています。
ポイントの有効期限
SPGアメックスで貯めたマリオットポイントの有効期限は、SPGアメックスを1年以内で利用する限り延長され、実質なしとなります。
ヒルトンポイントの有効期限も利用する限り同様で実質なしとなります。決済未使用の場合には1年間が有効期限となります。
付帯保険
SPGアメックスの付帯保険ですが、
- 海外旅行障害保険は、自動付帯と利用付帯を合わせて最高1億円となります。
- 国内旅行障害保険は、利用付帯で最高5,000万円となります。
- お買い物安心保険は、年間最高500万円までとなります。
ヒルトンゴールドの付帯保険は、
- 海外旅行障害保険は、自動付帯と利用付帯を合わせて最高5,000万円となります。
- 国内旅行障害保険は、自動付帯と利用付帯を合わせて最高5,000万円となります。
- お買い物安心保険は、年間最高300万円までとなります。
となっています。
SPGアメックスとヒルトンゴールドの特徴まとめ
特徴まとめ | SPGアメックス | ヒルトンゴールド |
---|---|---|
入会キャンペーン | 紹介キャンペーンと条件達成で39,000ポイント獲得 | 入会と10万円利用で10,000ポイント獲得(2019年春キャンペーン) |
入会特典 | マリオットBONVOYゴールドエリート自動付与(各種特典あり)
2年目以降の無料宿泊特典の獲得 |
ヒルトン・オナーズゴールド自動付与(各種特典あり) |
本会員の年会費 | 33,480円(税込) | 13,950円(税込)
2年目以降、年会費割引特典を利用により7,470円(WEB明細、マイ・ペイすリボ設定) |
家族会員の年会費 | 16,740円(税込) | 1人目0円(無料)、2人目以降1人ずつ1,080円(税込) |
年会費無料特典 | なし | なし |
ポイント還元 | ショッピング利用:3ポイント/100円
マリオットホテル利用:18.5%(6ポイント/100円+12.5ポイント/USD) |
ショッピング利用:10ポイント/1,000円
ヒルトンホテル利用:18%(10ポイント/USD+80%ボーナスポイント) 宿泊時にヒルトンゴールドで支払いをする場合にはさらに2,000宿泊ボーナスポイント獲得 |
マイル交換 | 1マイル=3ポイント | 1マイル=10ポイント |
ポイント有効期限 | 実質なし(利用なしの場合:1年) | 実質なし(利用なしの場合:1年) |
海外旅行障害保険 | 自動付帯+利用付帯で最高1億円 | 自動付帯+利用付帯で最高5,000万円 |
国内旅行障害保険 | 利用付帯で最高5,000万円 | 自動付帯+利用付帯で最高5,000万円 |
お買い物安心保険 | 年間最高500万円 | 年間最高300万円 |
その他の補償 | 不正プロテクション、カード紛失・盗難の場合の再発行、オンラインプロテクション、ショッピングプロテクション、リターンプロテクション、キャンセルプロテクション | なし |
SPGアメックスとヒルトンゴールドのクレカ2枚持ちの使い分けまとめ
ホテル宿泊でSPGアメックスとヒルトンゴールドを使い分ける場合、
- SPGアメックスはマリオットBONVOY系列ホテルの予約と支払い、さらにヒルトン系列ホテルの支払い
- ヒルトンゴールドはヒルトン系列ホテルの予約
が、一番お得度が高くなります。