毎日積立られる楽天証券の「つみたてNISA」ですが、はじまって1年経ちましたが運用状況はどうなっているのかと気になりませんか?

今回は、実際に2018年7月より(半年遅れのスタート)運用を開始した私の現在(2019年9月)の運用状況について紹介したいと思います。
今回の記事はこんな方達向けに作っています。
- つみたてNISAの実績を見て、つみたてNISAを開始するか考えたい人
- つみたてNISAに漠然と興味を持っている人
- 貯金いがいに、資産運用もチャレンジしたいと思っている人
Contents
1年間ほったらかした楽天証券のつみたてNISAの設定とは

楽天証券のつみたてNISAはこんな感じで設定しています。
- 平日毎日、100円の投資信託を15口(種類)の合計1,500円を投資しています。
- 1ヶ月あたり(平均)の運用日数は22日として合計33,000円を投資しています。
- 1年あたりの合計は396,000円を投資しています。
ほったらかし設定のために実施したことはこちらです。
- 住信SBIネット銀行より定額自動入金(From 最寄りの銀行)と定額自動振込(To 楽天銀行)を使って毎月34,500円の資金移動をしています。33,000円でもいいのですが、ちょっと多めにいれています。
- 楽天銀行に入った34,500円/月を、平日毎日、1,500円(100円*15口)ずつ楽天証券へ、マネーブリッジを利用して資金移動をしています。
これらの設定によって副次的に得られるメリットがあります。
- 住信SBIネット銀行にて定額自動入金をすることで毎月30スマプロポイント(スマートププログラムポイント)が貯まります。
- スマプロポイントは、40%の交換率でJALのマイルに交換が可能です。
- 楽天銀行でハッピープログラムを利用することで、楽天スーパーポイントが1ポイントから3ポイントへ3倍増となります。1日最大45ポイントで月間最大990ポイントとなります。
- さらに無料で利用できるサービスが、1月あたり7回のATM利用手数料0円、1月あたり3回の他行振込手数料0円になります。
そんなこんなで、
- 毎年40万円近くの運用(もちろん運用するので上下変動あり)
- 年間最大12,000楽天スーパーポイント獲得
- 年間最大360スマプロポイント獲得
を期待していました。
つみたてNISAの運用結果発表
楽天証券のデータ
2018年の7月にはじめて、2019年7月現在の運用結果です。楽天証券のアプリで結果をみていきます。

2019年7月5日時点でのデータです。あくまでもこの日時点ですので、実際は毎日変化しています。
- つみたてNISAの資産合計が356,682円。
- 楽天銀行の普通預金残高が99,944円。
- 総合計が456,626円。
つぎは細かいレベルでみていきましょう。
銘柄 | 口座 | 時価評価額[円] | 評価損益[円] | 評価損益[%] |
ひふみプラス | つみたてNISA | 23,819 | 519 | 2.22 |
SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式)) | つみたてNISA | 23,163 | 763 | 3.4 |
ニッセイ日経225インデックスファンド | つみたてNISA | 23,800 | 400 | 1.7 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド | つみたてNISA | 23,551 | 1,151 | 5.14 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | つみたてNISA | 23,188 | -212 | -0.9 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | つみたてNISA | 23,184 | 784 | 3.5 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 特定 | 10,572 | 572 | 5.72 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | つみたてNISA | 23,432 | 1,032 | 4.6 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | つみたてNISA | 23,189 | -211 | -0.9 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | つみたてNISA | 23,305 | 1,105 | 4.97 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | つみたてNISA | 21,532 | 832 | 4.02 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | つみたてNISA | 21,482 | 382 | 1.8 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | つみたてNISA | 22,052 | 952 | 4.51 |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | つみたてNISA | 21,506 | 406 | 1.92 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | つみたてNISA | 23,653 | 1,153 | 5.12 |
iFree S&P500インデックス | つみたてNISA | 23,654 | 1,154 | 5.12 |
355,082 | 10,782 |
2019年7月5日時点で、355,082円の投資信託を購入し、10,782円の利益がでています。
頑張ったベスト3は、
- +1,154円(5.12%):iFree S&P500インデックス
- +1,153円(5.12%):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- +1,151円(5.14%):<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド
残念なワースト3は、
- -212円(-0.9%):<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- -211円(-0.9%):eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 400円(1.7%):ニッセイ日経225インデックスファンド
傾向的には、海外のものはプラスにふれてますね。米国のファンドは強いなあ。国内のものはマイナスが出てます。現在は海外のものがいいように思えます。
思ったようにいかないのが、ひふみプラスでしょうか。もっと期待していたんですけどね。
ここでのまとめになりますが、100円15口の毎日投資信託のいいところは、投資信託先を15種類に分散投資できていて、かつインデックス型という日経平均やTOPIXなどと似た平均値をとるような値動きに近いので、びっくりするほど増えたり減ったりというのがないですね。。
毎日の価格に合わせて変動するので、だいぶ損するってのはあまり考えなくてもよさそうです。
もちろん毎日、減少し続けることが確率的にないわけではありませんが、そこまで悲観しなくてもいいかなと。
楽天銀行のデータ

こちらは楽天銀行のアプリからのデータになります。データ的には楽天証券と同じ情報となります。
- 楽天証券の資産残高(つみたてNISA)が、356,682円。
- 楽天銀行の預金残高が、99,944円。
楽天スーパーポイントのデータ

こちらは楽天PointClubの楽天スーパーポイント獲得情報になります。
獲得月 | ポイント | ステータス |
2018年8月 | 60 | ベーシック |
2018年9月 | 852 | スーパーVIP |
2018年10月 | 885 | スーパーVIP |
2018年11月 | 831 | スーパーVIP |
2018年12月 | 948 | スーパーVIP |
2019年1月 | 834 | スーパーVIP |
2019年2月 | 597 | スーパーVIP |
2019年3月 | 888 | スーパーVIP |
2019年4月 | 825 | スーパーVIP |
2019年5月 | 885 | スーパーVIP |
2019年6月 | 675 | スーパーVIP |
2019年7月 | 942 | スーパーVIP |
合計 | 9,222 |
主要なところを抜き出すとこんな感じになります。
2018年8月よりポイントを獲得し、2019年7月までで合計9,222ポイント獲得しています。
ポイントの使い道ですが、楽天証券の表をみて気付いているかと思いますが、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))に投資しています。
こちらは毎月1,000ポイント近くこの投資によって貯まるので、こちらの投資信託を購入しています。
毎日ほったらかしで投資をするだけではなく、得られたポイントをさらに投資にまわすような使い方です。
https://happyairlinemile.com/rakuten2anamile/
楽天スーパーポイントは50%の交換率でANAマイルに交換できます。
ショッピングで獲得したポイントはANAマイルに交換していますが、こちらから獲得したポイントは、さらに投資信託を毎月1,000円分(1,000ポイント)の自動購入することで、ダブル投資のほったらかし設定を作り上げています。
スマプロポイントのデータ

住信SBIネット銀行のスマプロポイントのデータになります。
毎月30ポイント貯まりますので、合計13ヶ月で390ポイント貯まります。
こちらの写真を見ていただくとわかりますが、ポイントをJALマイレージバンクへ交換申請をしています。合計600ポイントを交換率40%でJAL240マイルに交換しました。
つみたてNISAほったらかし設定【最大の悲報】

2019年6月13日に、楽天証券のつみたてNISAに激震が走りました・・・。
ハッピープログラムの対象、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件変更 に関するお知らせ
というものです。
2019年6月26日 00:00以降の取引については、これまでのように楽天スーパーポイントは貯まりません。
1日45ポイント獲得で、22日想定で990ポイント貯まる予定だったものが、9ポイントになってしまいました。
なんと楽天証券のつみたてNISAで約3%還元というのがほったらかし設定のいいところだったのですが、ほとんどたまらなくなるという超悲報級のニュースでした。
楽天証券のつみたてNISAのほったらかし設定自体は、楽に投資・貯蓄ができるので止める予定はありません。
このまま20年間つっぱしります。
楽天証券のつみたてNISAほったらかし設定のまとめ
ほったらかし設定をはじめて1年が経ちました。
日々利益は変動しますが2019年7月5日現在、つみたてNISA自体で1万円を超える利益がでています。およそ3%ほどの利益になります。
貯蓄として36万円を貯めることができています。
楽天スーパーポイントが毎月約900ポイント程度貯まりますので、毎月そのポイントをさらに投資信託を購入しています。追加投資で約1万円分購入しています。
全体合計としては、6%ぐらいの利益がでていると考えてよいでしょうかね。
一方、悲報として書きましたが、今後は楽天スーパーポイントがほとんどたまらなくなります。
継続6%を維持することが難しいですが、せっかくほったらかし設定を始めたので目標の800万円投資を目指して続けようと思います。